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父子で大阪文人画界の指導者的存在に

岡田米山人・半江(おかだべいさんじん・はんこう)

岡田米山人・半江
18世紀後半から19世紀前半にかけての大阪では、多くの文人画家が活躍していました。なかでもリーダー的な役割を果たしたのが、米山人と半江の父子です。米殻商を営んでいた米山人は、家業の傍らで古画と儒学を独学。儒学者として津幡の藤堂侯に仕えつつ、南画の腕を磨きました。シンプルで素朴ななかにも気品とユーモアを合わせ持つ画風が評判だったといいます。半江も藤堂侯に仕えていましたが、父の死後は大阪に帰り、画の道に専念。柔らかで緻密なタッチの水墨画を多数生み出しました。
妙中禅寺境内に父子の墓が残されています。