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【陸のいくたま】、【川の天神】と並び称される大阪三大夏祭りの魁の一つ、「いくたま夏祭り」が今月7月11日(日)・12日(月)の二日間、生國魂神社にて開催されました。
当日の午前中はあいにくの雨模様でしたが地域の皆さんの祈りが通じたのか、正午過ぎ頃から徐々に雨脚も弱まり、夕方頃には傘が要らないほどに!
うえいくネットでは11日(日)の宵宮の様子を金銀神輿に密着する形で取材させて頂きました。
まず目に付くのが鳥居にかけられた大きな茅の輪。
これをくぐることで身の穢れを祓い、夏の間の無病息災を得られるということです。
これほど大きな茅の輪は大阪府下でも最大級だそう。
正午過ぎからは出発準備と神主さんによるご祈祷が行われ、
"うちましょ (パンパン) もうひとつせ〜 (パンパン)
祝おうて三度(パンパンパン)
めでたいな (パンパン) 本決まり (パンパン)"
という、独特のいくたま締め(5本締め)で締めた後、獅子舞・神輿が天王寺の町へと出発して行きました。
提灯を筆頭に、こども太鼓・金神輿・銀神輿と続きます。
小学生のお子様方、保護者の方々、そして神輿方、清風学園・星光学院の生徒さん、全員が一体となり、午後1時頃から途中何度か休憩や、太鼓はやしの叩き手さんの交替を加えつつ、夕方まで上町周辺を練り歩きます。
途中の休憩所では有志のボランティアの皆さんによる食べものや飲み物の差し入れもあり、休憩中には「しんどいなぁ、でもやっぱり楽しいなぁ」という声が聞こえました。
生國魂神社周辺にはところせましと色々な出店・屋台が軒を連ね、雨が上がり始めたこともあり、ご家族連れやお友達同士で遊びに来られている方々の姿が目立ち始めました。
金魚すくいに射的、かにすくい、わたあめ、たこせん等色とりどりの屋台から賑やかな掛け声や楽しげな笑い声が響いていました。
・・・と、そんな時神社の方から「道をあけてください」という放送と共に和太鼓の音が響いてきました。いくたま夏祭りと言えば忘れてはいけないのがこの「枕太鼓」。独特の赤い頭巾を被った太鼓の叩き手(願人といいます)の背もたれの部分が枕に見えることからこう呼ばれています。
これから地区内にお練りにいくようでした。
参道を進んでいくと、雨が上がったおかげか浴衣を着ている方の姿が一層目立ってきました。境内に入り枕太鼓のやぐらを見ると中では激しい演奏が行われていました。
そろそろ子供神輿が境内に戻ってくるようです。境内から参道へ抜けて曲がり角で待ちます。
元気な声と共に太鼓とお神輿2基が戻ってきました。4時間以上地区内を回ったとは思えないほど、しっかりした足取りで出発の時と同じ足取りで進んできます。
このお神輿ですが、昭和20年の空襲で一度お道具類と共に燃えてしまっています。その際、地域の住民の方が中心となり再興してくださったおかげで今日も子供獅子舞、枕太鼓、金銀神輿方の勇猛な姿といくたま夏祭りを見ることができるのです。
境内に戻ってきたお神輿は、一度境内の中を駆け回ったあと、いくたま締めをして一度休憩に入ります。